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■ Science
"Differential Representation of Perception and Action in the Frontal Cortex."
たとえば、Schwartzの論文と蔵田先生の論文との関係が前に取りざたされていたけれど、Schwartzという人のヒストリーを見ると結局この人はmotor cortexの人であって、Georgopoulosのところから出てきて、独立してから螺旋とかを手の平で書いているときのM1の活動のpopulation vector表現をしてScienceに出したりしている。そうなると今回のScienceの主眼はやはりpopulation vectorによって楕円を表示させるところだと思うし、3DVRシステムを作ってneural prosthetics(Annual review of Neuroscience '04のpreprint)をやりたいんだということなんだと思う*1。Premotorの扱いに関しては新参者なところが少なからずあったのではないかと邪推する。もちろんそれでもKurata '02を故意に無視しているのは間違いない。蔵田先生の論文は02/12/1に出版されていて、Schwartzのは03/7/9にsubmitされている。
追記:いや、ナイーブ過ぎるな、これ(「Premotorの扱いに関しては新参者」)。Retractしときます。
*1:ところでneural prostheticsは重要だしバブルだと思う。Nicolelis以降、もうNatureはただのタスク中のsingle-unitというのはもはや取らないんではないか、という危惧もある。
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- / 投稿日: 2004年02月23日
- / カテゴリー: [BMI, BCI and neural prosthesis]
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