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■ Snap Cameraで「盛って」みた

みなさんリモートの会議や講義でいろいろ試行錯誤してるところかと思います。わたしはzoomを使ってますが、講義でブレイクアウトルームを使いこなすためにドタバタしてます。

リモートで自宅からの会議、講義となると、背景が生活感溢れてしまうので、バーチャル背景とか使う。ここまでは以前から普通にやってた。でも、同僚と話していて「いろんな条件で、顔を出しにくい場合もあるし、アバター使ったり、映像加工アプリを使うのとかどうだろう」なんて話題になったので、さっそく自分で試してみた。

VRchatでLive2Dのモデル読み込んでとか凝りだすとたいへんそう。Macユーザーなので、FaceRigは使えない。ということでいちばんお手軽なSnap Cameraにしてみた。

yoshida20200724b.png

とりあえず家でヒゲボーボーでも会議に出るためには、図aの"Potato"のようなネタ系でいいと思った。元々ビデオ画面を出しているのは「寝てないでちゃんと話聞いてるよ」ということを伝えることが最大の目的だと思うので。このときの実際の私は図b。

Snap Cameraでは、いろんなフィルタ("lens"と呼ぶ)が選べるのだけど、"Remove Beard"というのを見つけた。図bの状態から、ヒゲをごっそり無いことにしてくれる(図c)。しかもよく見ると肌の色合いとかも変わっていて、SNOWみたいに「盛る」ことができるらしい。

そこでいろいろフィルタを試行錯誤してみて、最大限「盛る」ことに成功したのが図d。お前誰だよっていうかんじ。(最大限盛るために、あらかじめ髭は物理的に剃っておいた。) さっそく会議で使ってみたが、参加者から笑いを取ることができたので満足。

b)の状態から、d)に変えて「盛ってみましたwww」って言って、じゃあ戻しますって言ってc)に変える。これによって今は盛っている自分なのか盛ってない自分なのか、参加者にはわからないようにしてゆくってのを考えた。そう、substitutional reality (SR)のように。

そんなこんなで、元気にやっております。(<-なにか話を畳む言葉がほしかった)


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