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■ 僕らって基本的にゾンビモードだよね?

自転車に乗って帰ろうとチェーン鍵を外してさあ出発と思ったら動かない。そういえば今日は朝来たときは雨でチェーン鍵が錆びて動かなかったので、チェーン鍵を外しっぱなしにしていたのだった。つまり、いまわたしは自転車に乗ろうとして、外してあったチェーン鍵をわざわざはめていた。いかに無意識にこの作業をトグルオンオフしてるだけかがわかる。


昼ご飯買うつもりで生協に行ったのだけど、ずっと考え事していたので、気づいたら生協のトイレに行ってそのままなにも買わずに帰ってきていた。まさにゾンビモード。たまにこういうことあるけど(車を運転しているときでさえ!)、たぶんサリエントな刺激(知り合いが前から歩いてくるとか)があればゾンビモードは解除されるんだろうなあと思う。

これってわたしだけじゃない一般的なことだと思うのだけど、浪人生の時にボウっとしながら自転車漕いでいて交通事故にあったことがある(*)ので若干心配。(<-「若干」使ってみたかっただけ。)

(* 走ってる車に横から激突して頭打って気絶したらしいのだが、なにせ事故直前の記憶がないもんで、なんでそんなことになっちゃったのか自分でもわからない。記憶の定着には時間がかかるのだということを身をもって経験したという話でもある。)

ゾンビモードについては小学生の時に発見したな。夜にそろばん塾からの帰り道、団地の脇の通りをずっとまっすぐ歩いて行くのだけれど、ふとなんでいまこの道を歩いているのだろう、塾の出口からそこまでの500メートルをどうやって歩いていたかわからない、ということに気づいた。これがわたしのはじめての「クオリア経験」とでも申しましょうか。

という話を家族にしたら、そんな経験ないし、ちょっと大丈夫? と問われた。そういうもんなの?

だったら、酔っぱらってどうやって帰ったかはわからないけど気づいたら家で寝てた、これならだれだってあるはず。こっちの場合は意識経験がなかったというよりはその経験の記憶が定着しなかったと説明する方が尤もらしいけど。

「われわれには自由意志などなくて、後付けで自由意志で行動したように感じるだけなのだ」説ってのがあるけど、わたしにとってはこのような経験からほとんど自明のように思えるのだけれども、もしかしたらこの実感のレベルは個人差があるのかもしれないな、なんて思った。

(ついったに書いたことを元に編集して作成した)


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