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■ さてさて、英語英語。

というわけで英語のしゃべりを時間のあるときには聞いておこうと、本買ったり、ネットで探したりを以前から繰り返していたのですが、あまり興味をそそられるのがない。英語の教材でドラマ仕立てのやつとかはどうにも好きになれない。試行錯誤した結果わかったのは、自分は技術関係のものの方が楽しんで聞けるようなのですね。そんなに自分のこと理系だと思っていなかったのだけれど。とにかく、興味を惹いたものを聞くのがいちばんというわけで、IT conversationsとか、Nerd TVとかから適当に見つけて聞いてます。このへんのはtranscriptがついてるのが多いのがよいです。Paul Grahamの"Great Hackers"とか、Tim O'ReillyのOSCON 2004講演とか。Alva Noeが"Action in Perception"について語るというのもありました。
それから、iTuneで探すとBill NewsomeのStanfordでのtalkがあるんですが、って書こうとしたら以前のエントリで書いてた。なんかもうさいきん書いたことあるかないかわからなくなってきて、心配になって自分のブログ検索したりします。
iTuneからはNatureとかScienceとかScientific americanとかいろんなところがpodcastしているのでよいですね。
Kochのもいくつかあるので聞いてます。20060831でも言及しましたが。"Conversations with History"とか。Strange Angelsでもふたつ(mp3直リン:SA#78aSA#53)。もうすぐASSCなのでこのあたりを聞いておくのがいちばん良いかも。
んで、Steve Jobsね。今更言うのもなんですが、最高です。もうブロゴスフェアでは大昔に話題になったのですが、そのころから(いちおう言い訳)、よく聞いてます。有名なStanfordの卒業式でのスピーチ。テキスト版。はじめはiTuneで聞いたかYouTubeで聞いたかもう忘れましたけど。あの、"The Whole Earth Catalog"の最終号の言葉、"Stay Hungry. Stay Foolish"を3回繰り返す段を聞くと、何度聞いてもなんか泣けてくるのです。ま、わたしは60年代ロックからスタートしたカウンターカルチャー(死語)野郎ですので、価値観とか、抗しがたい。"follow your heart and intuition"とかね。老子とか読んじゃったり。わたしの現象学への興味って単にそこから来てるのだと思ってます。脱線した。
んで、Steve Jobsのプレゼンとかもyoutubeとかアップルのサイトとかから見てますけど、やはり最高。iPhoneを発表したMacworld 2007でのキーノート・スピーチとかちょっとヤバい。教祖じみてる。しゃべり完璧。エンターテインメントとしてレベル高い。(途中で出てくるゲストのGoogle CEOとかYahoo cofounderとかもいいかんじ。電話会社のエラいさんだけ原稿丸読みでダセえなあとか、また脱線。) ちょっと、じぶんも科学者としてなんとかプレゼンに活用できないかな、という目で見たりするけど、どうすればいいんだろ。結論3回繰り返したりとかをあのまま使うとうさんくさすぎる。ともあれ、楽しめるもの見つけて英語聞いてます。


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