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■ 駒場学部講義2015 「意識の神経科学:「気づき」と「サリエンシー」を手がかりに」レジメアップしました
駒場学部講義2015 「意識の神経科学:「気づき」と「サリエンシー」を手がかりに」レジメアップしました。
今年の目玉は後半部。Predictive coding - フリストン自由エネルギーから統合失調症についての話を経由して、presenceへ。
統合失調症のトピックはコンパレーター仮説(フリス) - ベイズ的説明(フリストン) - 過剰サリエンス説(カプア)という流れになってきたが、ぜんぜんエナクティブでないのでなんか本意でない。現在確立しつつある視点を紹介という言い方になるか。
過剰サリエンス説と予想コーディング説を接続するという考えはすでにFletcher & Frith 2009 http://t.co/JmZPHmgJei に見られるので、それを基本的なところから、自分のongoingな仕事も絡めて解説した、というのが後半の講義の意義になる予定。
統合失調症のコンパレーター仮説(フリス) -> ベイズ的説明(フリストン) -> 過剰サリエンス説(カプア) という流れで作ってきたけれども、けっきょくのところベイズいらないじゃん(prediction errorで十分じゃん)とかベイズでDA-precision-salienceの概念を入れるならば、あらかじめサリエンス仮説の方を先に喋ったほうが良いじゃんとか、いろいろ構成を弄りたくなってきた。
でもDA-precision-salienceの話をするならばempiricalなevidenceも必要だろう。うーむ、削除かな!勇気ある撤退!(<-自己欺瞞)
こんなかんじでギリギリまでスライドアップデートしていてます。乞うご期待!
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- / 投稿日: 2015年06月10日
- / カテゴリー: [視覚的意識 (visual awareness)] [駒場学部講義2015]
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