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■ JNPさらにつづき
"Accuracy, Information, and Response Time in a Saccadic Decision Task."
Roger Carpenter @ University of Cambridge。
つづき。
>> mixture of two gaussianをprobit scaleでプロットしたら二つの直線で近似してよいのだろうか。
試せばいいじゃん、ということでMATLABで作ってみたら、ならない!ピンチ!いや、それぞれの漸近線が直線のプロットにはなっている。
>> とを通る直線
このprobit plotというやつは統計で残差の正規性を検討するときに使うQ-Qプロットというやつと同じものだが、計算して確認したところ、をプロットするとの直線に乗ることがわかった。
Latencyの逆数*(-1)は、これを正規分布で表現するとで, だから、直線はとなる。たしかにX切片はになってるけど、Y切片がぜんぜん違う。もうちょっとかも。
なんか変だ。もし論文のとおりだとすると直線はという直線になる。Urgencyによっては変化するがとは一定。このときY切片は変化しないでslopeが変わる。こっちはよい。しかし一方informationによってが変化するとは一定でだがが変化する。そうするとslopeが変化してしまう。平行移動にならない。どうやら最初の直線の式が間違っているらしい。
私が出したほうの式でやってみよう。informationによってmuは変化するが、はおそらく一定と考えるべき。よってslopeに変化は無い。こっちはいい。一方urgencyによっては変化するのでY切片が変化してしまう。もうわけわからん。
最終手段はCarpenterのMATLABコードを読むことだが、もはやその方が早いかも。
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- / 投稿日: 2004年01月28日
- / カテゴリー: [Carpenter's LATER model]
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