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■ タブレットをケージに貼り付ける作戦、について試行錯誤

タブレットをケージに貼り付ける作戦だけど、AndroidでProcessingでNexus 10あたりかと考えていたが、Windows 8タブレットがだんだん良くなってるみたいなので、NBSのPresentationを入れて動かすという以前の策を再考するタイミングかも。

いまのところ本命はASUS TransBook TX300CAで、Core i5 1.7GHzで13.3インチ。問題はメモリーが4GBしかないことで、Windows 8だと動作がもっさりしてるかもしれない。

タッチパネルが大きければ大きいほどよいのだけどとか思っていたら、ONKYO TW21A-B36C7 21.5インチっての見つけた。テーブルトップか。Core i7 メモリ8GBだし、ありかも。つかケージにどうやって入れるんだ。

ここまで考えた時点で、NBSのPresentationは更新してなくて使えなくなっていることを思い出した。毎年7万円払うくらいだったらProcessingでシステム構築する方が長い眼で見たら生産性高いかも。


Androidタブレットだとサイズが小さくなるのが難点。ならば、Raspberry Pi上にubuntu入れて、PsychoPy動かして、タッチスクリーン制御するというラインでどうだろうか?

つか、Raspberry Piほど小さくなくてもいいんだよな。

ググってみたら、Raspberry PiではOpenGL使えないからPsychoPyは使えないとのこと。残念。 Cognitive Sciences Stack Exchange

ただし、OpenSesameというのがあって、これのlegacy modeだとopenGL使わなくてもlinuxで心理実験動かすことが出来るとのこと。グラボ使わないということだから処理は遅いのでガボールパッチ動かすとかは難しい。

OpenSesameというのは知らなかったが調べてみたら、なんかすごくよさそうだ。しかも、Android版も出てる!Google Play 作者のSebastiaan MathôtはJan Theeuwesのところの人か。

これでProcessingでandroidという方向には行かなくてよさそうだ。Processingは心理実験のためのものではないからいろいろ整備しなければならなかったので、それなりに時間がかかりそうだったので。

Running psychological experiments on a Raspberry Pi with OpenSesame OpenSesameの作者がRaspberry Pi使って時間の精度を調べた。これを見たところだと、私の目的には充分だ。

OpenSesameじたいはPsychoPyでいうところのbuilderみたいな存在で、簡単な課題を作るの自体はExpyrimentで充分なのかね。さらに調べてみる。


TransAiO P1801 18.4型のAndroidタブレット/windows 8両方で使える。これにNBS presentation入れてケージに貼り付けて行動データ採集。金はかかるが人間の労力はかなり減らせる。

タッチモニタ + raspberry piでraspbian (Debian Linuxのヴァリアント)上でpsychoPyかopensesameというのがたぶんいちばん金額的には安い。人間の労力入れると分からんが。


京大野生動物研究センターの田中正之さんから「生まれ変わる動物園: その新しい役割と楽しみ方」をいただいたので読んでる。途中で、使ってるタッチモニタの品番まで書いてあったのでググってみた。


Raspberry Pi立ち上がるようになった。sshdをenableにして、sshで入れるようにした。さらにtightvncserverをインストールして、「画面共有」でMacから入れるようになったところ。

ひきつづき、opensesameを入れようとしているのだけど、NeuroDebianが対応していないようで、sudo apt-get install opensesameしてもcandidateがないと言われる。本家では動作確認あり



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