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■ 「う」

昨日うなぎ屋さんに夕食を食べに行ったのだけれど、それがうれしかったらしく、その行き帰りに娘が「んなぎ」とか「なぎやさん」とか連呼する。
そういえば「おうまさん」は「おんまさん」だし、「うさぎさん」は「しゃぎしゃん」だなあ。うちの子は言わないけれども、「旨い」のことを「んまい」と書いたりしますよね。というわけで、これはひとつの活用パターンなんですな。
かといって、「う」がいつも「ん」もしくは無声化するかといったらかならずしもそうではなくて、「うみ」「うた」「うえ」「うんち」あたりではこのような変形は起こらないのです。つまり同じ「う」のようで違う「う」なのですな。たぶん言語学的に解明されていることなんでしょうけど。追記:cogniさんより、phonology(音韻学)的にわかっていることでは、というレスポンスあり。なるほど。「言語学」ではあまりにおおざっぱすぎました。


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