トップページへ

「スカスカおせち、若者のすべて、Ulrich Schnauss」(さうして、このごろ2024年1月)

pooneilの脳科学論文コメント » 雑記 » 「スカスカおせち、若者のすべて、Ulrich Schnauss」(さうして、このごろ2024年1月)

(2024/1/3) 「冷凍ケーキ崩壊とかで騒いでいたのが昔のことのようだ」みたいな表現を見て、なんかこれと似た感慨を覚えたことがあるぞと記憶を辿った。そしたらあれだ、「スカスカおせち事件」だ。

あれは2011年の正月用のおせちの話で、始まったばかりのフラッシュマーケティングへの疑念までつながってどえらく炎上していたものだった。でもそのあとの東日本大震災がやってきた。あのときに、似たような感慨をTwitterに書き連ねた、もしくはだれかが書いたのを見た記憶がある。


「合唱曲「COSMOS」をシューゲイザーにしてみた」 これ完璧なバランス、完璧なブレンドで成立している。革命的だわ。コメント欄にあること以上のことは言えないが、先日見つけてからちょくちょく聴いてる。


Allen Instituteのマウス脳論文がNature Articleで9連報。なんか感慨深いな。いまから脳の研究をしたいという人の多くはまずこのデータを弄るという発想になるだろう。

「理系の人がよく言う「何が嬉しいかというと」」 自分はこの節回しまったく使ったことがない。「理系」というよりは数学を(モデリングなどで)ヘビーに使う人、「数物系、情報系、工学系の人」が使うイメージかな。


「若者のすべて」を歌っていて気づいたのだけど、「夕方5時のチャイムが〜」の部分のメロディーって、歌詞に合わせて夕方っぽい感じがする。もっと具体的に言えば、小学校で放課後に「下校の時間になりました。」って放送されるときに流れる「遠き山に日は落ちて」のメロディーっぽいというか。

ここまで書いてから、検算というか、ググってみた。そしたら、もっと深い考察を見つけた。すべての人の心に響く「志村正彦」が残した音色~思い出と共鳴し日常に溶け込む「チャイム音」~


「「ポランニーのパラドックス」という有名な説があります。これは哲学者マイケル・ポランニーの言葉をもとに提唱されたもの」

ポラニーは「パラドックス」みたいな言い方はしてなかったのでは?と調べてみたら、経済学者デヴィッド・オーターが2014年の論文で使って定着した模様 。


糸井重里氏の昔のツイートが上がってきている。学生運動から転向して80年代にスターになった人の言葉と考えると、よく理解できる。そういう文脈において、自分はこれに心情的に同調できる。

とはいえ、こういう考え方は、現実の変革への抵抗勢力になるのでは、という懸念もわかる。

だからもし自分用に書き換えるなら、人様にもの申す形にならないようにするだろう。「自分が発言するときは、スキャンダラスでないように、より脅かしてないように、より正義を語らないように、より失礼でないように、と表現を選びます」ってかんじで。


ヴィレヴァンが知らぬ間にマズいことになってた

ヴィレッジヴァンガードは岡崎に路面店があって、90年代にはよく夜に車で行ったものだった。「クール・クールLSD交感テスト」(トム・ウルフ著)とかを立ち読みしていたはずだ。イオンモールとかに出店しはじめたあたりから行かなくなった。

昔の自分のツイートを漁ってみたら、10年以上前に言及していた。書籍の顔ぶれが変わらないのが、自分にとっては致命的だった。これ以降ヴィレヴァンには入店したことがないので、最近の状況はわからないけど。


Ulrich Schnauss、いいなあ。"Goodbye"のPVを見てハマった。Youtube Musicに入っているので全アルバム聴いてるところ。

「シューゲイズ/エレクトロニカ」とか書かれてるけど、あまりシューゲは感じない。まあそういう分類は置いたうえで、これはいい。発見するのが15年遅れたけど。


ザ・キンクス 榎本俊二 第10話が「ABCの歌を歌わずに済ます」という回だった。

自分の場合はそこは「ABCの歌」ではなくて、Soft Machineの"A Concise British Alphabet part 1"が頭の中に流れる。そしてそのまま"Hibou, Anemone and Bear"の7拍子になだれ込む。(7拍子、はより正確には(3+3+3+5)/8の14/8拍子)


ナゾロジーの「私の赤とあなたの赤は違う色?」の記事はよくない(のでリンクも貼らない)。

元論文は、レチノイン酸によってL錐体とM錐体の分化が起こることをオルガノイドで明らかにした(図3)、そしてレチノイン酸シグナル系の多様性がL錐体/M錐体比率の多様性と相関していることを示した(図4)、というもの。

L錐体/M錐体比率に多様性があるというのは以前の報告にある。(JNS2005の図4) この図は印象深いので、わたしも自分の講義「意識の科学入門」で使ってる。


もし「スキップとローファー」が実写ドラマ化されて、あの話のキモである繊細な描写がすっかり削られて、「地味な私がイケメンに気に入られてドッキドキ」みたいな話に改変されたら?、とか要らん想像をした。

« 前の記事へ

次の記事へ »

トップページへ