[ニュース]

8/23: プログラム ver. 1.00 最終版がダウンロードできるようになりました。フローチャートが追加されています。会場ではPDFの印刷物を配布しませんので、必要な人は各自印刷して持参してください。よろしくお願いします。

8/20: プログラム ver. 0.9がダウンロードできるようになりました。タイムテーブル、会場までの地図、予習用の資料などが利用可能です。会場ではPDFの印刷物を配布しませんので、必要な人は各自印刷して持参してください。よろしくお願いします。

7/11: 参加希望者多数のため、選考を行いました。結果をメールしましたので受信箱をご確認ください。申込者が70人となりましたので、当初の予定の定員24人から定員を30人に変更しました。くわしくは[選考について]を御覧ください。

7/1: 締切を過ぎましたので参加申し込みをクローズしました。参加定員(24名)を超えましたので選考を行います。申込みをされた方は、選考結果の連絡をお待ち下さい。

5/17: 参加申込の締切は6/30(日)を予定しております。参加定員(24名)を超えた場合は選考を行います。

5/17: 参加申し込みを開始しました。生理研研究会「脳の理論から身体・世界へ」と「脳の自由エネルギー原理チュートリアル・ワークショップ」はそれぞれ別々の登録が必要となります。よろしくお願いします。

5/15: スケジュールが全体的に前倒しになりました。開始時間を8/31(土)の9:00として、終了時刻を9/1(日)の14:00としました。ひきつづき9/1(日)の15:00より同じ会場で生理研研究会「 認知神経科学の先端 脳の理論から身体・世界へ」を行います。こちらへの参加には別に申し込みが必要となります。

4/8: Webサイトを開設しました。今年は生理研研究会(9/1-2)とそれに先立つ「脳の自由エネルギー原理チュートリアル・ワークショップ」(8/31-9/1)との合計三日間の開催となります。

[概要]

  • 脳の自由エネルギー原理チュートリアル・ワークショップ
  • 日時: 2019年8月31日(土)9時 ~ 9月1日(日)14時
  • 受付開始: 2019年8月31日(土)8時30分より
  • 講演会場: 生理学研究所1Fセミナー室
  • 講師:
  • Christopher L. Buckley (University of Sussex)
  • Alexander Tschantz (University of Sussex)
  • 参加費: 無料 (昼食、コーヒーの実費を別途徴収します)
  • 申請代表者:島崎 秀昭(京都大学 大学院情報学研究科)
    経費執行責任者:吉田 正俊 (生理学研究所 認知行動発達研究部門)
  • (本イベントは自然科学研究機構 2019年度 分野融合型共同研究事業に採択されました。)
  • 問い合わせ先:認知行動発達研究部門 吉田 正俊 (myoshi@nips.ac.jp)

本イベントでは、自由エネルギー原理についてのレクチャーに加えて、講師が用意したpythonプログラムを用いたハンズオンを行います。Google Colab上でのプログラムの実行などを行う予定ですので、ラップトップの持参とあらかじめGoogle Colabの動作確認をお願いします。詳しいことについては参加者にあらためてご連絡します。

参加申込をスタートしました(5/17)。参加申込の締切は6/30(日)までで終了しました。運営の都合上定員(24名)を設定しておりますが、参加定員を超えたので選考を行います。

本イベント(8/31-9/1)にひきつづきまして、生理研研究会2019 認知神経科学の先端「脳の理論から身体・世界へ」を9/1-2に開催します。こちらも奮ってご参加ください。本イベントとは別に参加申し込みが必要ですのでお忘れなく。

[本イベントのねらい]

「自由エネルギー原理」とはKarl Friston氏によって提唱された認識・行動についての適応理論であり、環境に対する予測可能性を上げるという原理によって、認識だけでなく行動も生成されるとする仮説に従った脳の理論です。この枠組みでは、生物は、環境に適応する(予測モデルの構築)と同時に、学んだ環境モデルを維持しようと世界に能動的に働きかけることで、環境と情報論的な均衡を保つ存在として記述されます。自由エネルギー原理をめぐって、認知神経科学、計算論的神経科学、情報科学、制御工学、哲学といったさまざまな分野の研究者によって学際的・分野融合的な議論が活発に行われています。

自由エネルギー原理は非常に学際的で幅広い分野を対象とする理論であり、かつ発展途上であるため、多くの学生・研究者が習得に手間取り、その意義が十分に理解されていません。そこで、これらの理論を試行錯誤しながら研究する研究者から直接コツを伝授する機会を提供することを本イベントでは目指します。そのため、初学者にもわかりやすい自由エネルギー原理の解説論文[1]を最近出版されたChristopher Buckley氏を講師として招きました。講師には、自由エネルギー原理に基づいた認識、行動の単純なモデルについてのプログラムを用意していただきます。参加者はそのプログラムを実行、改変していただくことによって、参加者が自ら手を動かし計算論的方法をそれぞれの分野に応用できるようになることを目指します。

  1. Buckley, Christopher L., et al. (2017): The free energy principle for action and perception: A mathematical review. Journal of Mathematical Psychology, 81 55-79 (arXiv版)